記述日:2025-09-29
環境:Cursor 1.7.11 + Claude-4 sonnet、および Claude Sonnet 4 チャット
LLM との対話型プログラミングも、使い方を間違えるとかえって手間がかかってしまいます。
例えばチャット形式でコード生成を依頼すると、LLM は往々にして盛るので不要な将来拡張用機能や意味のないラッパー関数を挟んだりするなど、複雑な実装をしがちです。その結果、後から修正指示を重ねることになって結果的に効率が悪化します。
その修正過程でもちょっと油断すると、更に盛られたり複雑化されたり、他の箇所との整合性や再利用などを考慮せずにそのプロンプトの要求だけを満たす一時しのぎ的コードを生成されたりします。
結局、先にデータ構造のスケルトンや関数・クラスの引数を自分で書いて、そこから LLM を文法を知っている賢い自動キーボードとして使い、コード補完で肉付けをしていくのが私にはストレスが少ないようです。
これは、比較的単純なコーディングで実装仕様書(フローチャート的なもの)を省略するときに昔から行っていたやり方が、LLMによって超便利になった感覚です。
今の私にとっては、少ないプロンプトで動くプログラムを生成できるのは仕様が公知で顧客の要求仕様のない簡単なゲームなどに限られ.るネット記事のネタでしかなさそうです。